亀井屋敷跡に建立されたと言われる竜泉寺の門前の井戸は頼朝の産湯を汲んだと伝わる。
2017年2月6日撮影
◆別名:
◆所在:
名古屋市瑞穂区井戸田町4丁目90
◆交通:
◆歴史:
平安時代末期の武将である亀井重清の屋敷と言われている。
『源平盛衰記』や『義経記』『吾妻鑑』などの読物では、源義経の郎党の一人で弓の名手として登場しており、 源頼朝の怒りを買った義経が、異心のない証として鎌倉へ起請文を送った時の使者にもなった人物で、重清の母は頼朝の乳母だったとも言われている。
源頼朝の出生地は熱田砦の近辺が定説だが、この亀井屋敷には頼朝の産湯を汲んだとされる井戸があり、この屋敷で頼朝が産まれたのではないかとも言われている。
◆現在:
竜泉寺一帯が屋敷跡と言われており、亀井水の名前が残されている。