川村(かわむら)北城

城跡近辺にある城土公園

 

2017年12月29日撮影


◆別名:

 

◆所在:

名古屋市守山区川城土町

 

◆交通:

 

◆歴史:

尾張徇行記に「定納山ノ内古城跡アリ、津田武衛トイヘル人居城ノ由申伝ヘリ、覚書ニ如此アリ」と記載されている城である。

 

織田伊勢守家当主織田敏広の弟である織田広近は小口城を築いて本拠地とした後、美濃の斉藤氏に備えるため木下城を築城した。広近は嫡男の寛広を兄である敏広の養子として出したため、弟の武永に家督を譲って隠居した。

 

武永は川村北城を築いて拠点とするが男子に恵まれず、川村北城を娘婿の岡田時常に譲ったが、時常も男子に恵まれなかったため、娘の婿に牧長義を迎える事とした。
長義は嫡男長清の室に織田信秀の娘を迎え、親族として信秀の尾張攻略に貢献。天文17年(1548年)小林城を築城し本拠を移すと川村北城は廃城になったと言われている。
 

◆現在:

城土町と城土公園と言う名前のみが城のあった事を思わせる。