◆別名:
◆所在:
名古屋市西区城町
◆交通:
◆歴史:
斯波氏の一族である平田氏の城館と伝わる。
城主には平田伊豆守、平田和泉守、平田源左衛門などの名前が記録されているが、口伝をまとめた書物に記載されている名前であるため、詳細は不明である。
北名古屋市九之坪宮前6に平田城主の香道場と言われている平田寺があるが、永禄7年(1564年)に開基になっており、泉州太守と名前が残る事から考えると、信長の尾張支配が固まった頃、斯波氏の傍流が領地を貰い築いた城館だと思われる。
信長の兵法の師匠に平田三位と言う人物が存在するが、城主との関係は不明である。
しかし三位は後に祐秀と名乗り、平田城があったとされる地から300m程西に密巌寺を開基している事から、少なくとも同族であったと思われる。
◆現在:
民家の庭先に看板が残るのみとなっている。