◆別名:
◆所在:
名古屋市南区桜本町50-1
◆交通:
◆歴史:
築城年は不明だが、城主には愛智吉清の名前が残されている。
鎌倉時代には笠寺付近は一色の地名があり、明治期までは旧桜村には東一色、戸部村には西一色の字名が残されていた。
愛智氏は、源義朝が平治の乱で平清盛に敗れた際、その妻である常盤御前が今若、乙若、牛若(後の源義経)の3人を連れ逃避行するも、平氏に捕まり3人とも出家させられる事となった。
乙若は義円と名乗って仏門に入るが、兄の頼朝の挙兵を聞きつけ参戦。
叔父の源行家が尾張で挙兵した際、頼朝から1,000の兵を与えられ、行家への援軍として出兵し、墨俣で平家の大軍と対峙したが、兵力差によって敗北を喫し、義円も討死を遂げた。
◆現在:
岐阜県大垣市に義円公園が残されている。